昨日は母の運動に付き合えなかったので、今日はお弁当を持ってお昼から公園へ。
お弁当といっても簡単なもの。刻みネギを入れた少し甘めの卵焼きに、冷凍庫にあった海老シウマイを揚げて詰め、ご飯はのり弁にした。別でトマトの浅漬けも用意した。
途中でセブンイレブンに寄り、デザートにバナナクレープを購入。甘いものは食事のときだけと決めているので、母もきっと楽しみにしている。
ここ何回かは、アイスコーヒーも母が自分で入れるようにしている。私がやった方が早いけれど、できることはできるだけ自分でやってもらいたい。
雨は降っていないものの陽射しはなく、それでも車の温度計は30℃。公園のテーブルと椅子で食べる手作りのお弁当は、豪華ではないけれど十分満足できる美味しさだった。
食休みをしてから散歩へ。
「今日は2周しよう!」
そう声をかけて歩き始める。
遊歩道の分かれ道で、母は右へ行こうとした。でも右は急な坂道なので、「右は坂がきついから左に行こう」と声をかけ、左の道へ進んだ。
そして2周目。同じ分かれ道に来ると、母はまた右へ向かおうとした。さっき話したことを、もう忘れてしまったようだった。
今回は訂正せず、そのまま母について行くことにした。急な坂道を歩くことになったけれど、思いがけず運動量は増えたと思う。
まだ時間が早かったので、ドライブがてら別の公園へ移動。
こちらは家族連れで賑わっていて、とても活気があった。ただ、坂道が多く、母には少しきつかったと思う。これは私の選択ミス。何度も休憩しながら、ゆっくり歩いた。
駐車場へ戻るときも、母は違う方向へ歩き始めた。何も考えていないのか、それとも忘れてしまったのか。私は何も言わず車のある方へ向かうと、母も後ろからついてきた。
帰りは普段あまり行かないスーパーへ。
母はいつものようにカートを取りに行き、私は買い物を済ませてレジへ向かった。
「カートを置いたら、エスカレーター横のカート置き場で待っていてね。」
そう伝えて会計を終え、待ち合わせ場所のエスカレーター横のカート置き場へ向かったが、母の姿はない。
車に戻ったのかと思って屋上の駐車場まで探したけれど見当たらず、階段で1階へ戻ると、母は入口近くのカート置き場に立っていた。
「ここじゃダメだったの?」
そう言う母。
でも今日は屋上の駐車場からエレベーターとエスカレーターで店内に入ったので、その場所は通っていない。
「カートを持って行ったエスカレーター横のカート置き場じゃないと、私は探せないじゃない!」
思わずそう言ってしまった。
きっと母は、なぜ私が怒っているのか分からなかったと思う。
母が悪いわけじゃない。
私が待ち合わせの方法を工夫すればよかっただけ。
頭では分かっているのに、私はまだ母の変化を受け入れきれていない。
今日一日を通して、そのことを改めて実感した。



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