今日は月に一度の大きな病院の日。
まず頭を悩ませるのは駐車場だ。少し遅めの時間だったこともあり、いつもの駐車場は案の定満車。覚悟を決めて離れた駐車場へ向かう。
母を病院の入口で降ろし、一人で車を停めに行く。日陰の駐車スペースもすでに埋まっていて、炎天下の屋根のない場所しか空いていなかった。車を停めると、急いで母の待つ入口へ向かう。
朝早い時間は受付や検査で待たされることが多いけれど、この日は思いのほかスムーズ。時間がかかることを見越して早めに来ていたので、診察まで休憩所で過ごすことにした。
二人でコーヒーを飲みながら時間を待つ。窓の外には今日も気持ちのいい雲が広がっている。

診察もほぼ予定通り。結果は良好で、薬を少し減らしてもらえることになった。一日おきに飲んでいた薬は月・水・金へ変更。その代わりにビタミン剤が火・木で追加されるらしい。
薬が減るのはうれしいけれど、曜日ごとの管理はまた少し複雑になる。間違えないように気を付けなくては。
会計を済ませ、母を出口付近で待たせて車を取りに向かう。行きは下り坂だったのに、戻りは思った以上の上り坂。しかも容赦ない日差しが照りつける。
「これは母には歩けないな。」
そう思いながら駐車場へ着くと、そこからの景色は思いのほかきれいだった。空が広く、雲も印象的だ。
母が一緒なら急いで車に乗るところだけれど、一人だったので少しだけ立ち止まり、空を見上げて景色を楽しんだ。

帰りの車でも、母と「雲がすごいね」と話す。
特別な会話ではない。でも、そんな何気ない一言を交わす時間が最近は増えた気がする。そして私自身も、以前より空を見上げることが多くなった。
気付けば12時を過ぎ、お昼をどうするか悩む。結局、途中で食べることにして、また回転寿司へ。
母と一緒だと、食べられるものを計算しながら注文する。制限のある人の前で、自分だけ好きなものを好きなだけ食べる気にもなれない。食事はあっという間に終わった。母はカロリー調整でデザートも注文。タンパク質とカロリーのバランスにいつも悩んでしまう。

その後は薬局へ。
待ち人数は約30人。暑い中、いったん帰って出直す気力はなく、そのまま待つことにした。
いい娘なら、一度母を家まで送り届けてから戻ってくるのかもしれない。
でも私は母にも一緒に待ってもらう。「少し歩くのも運動になるから」と表向きは思うけれど、本当は私自身にそこまでの余裕がないのかもしれない。
自分の人生も今、大きな転機を迎えている。
だから母のことだけに全力を注ぐほどの気力も体力も、今の私には残っていない。
そんなことを考えながら、薬局の順番を待っている。
早く呼ばれないかなぁ。
🐼丸のひとこと:(検査)結果よければ全てよし。そういうことにしておきます。


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