暑すぎる夏、それでも母と歩く

自分のこと

暑い、暑い、暑すぎる。
私の愛車は軽自動車。以前は一人でよく出かけていて、車内をきれいに保ち、ちょっとしたDIYをしてくつろげる空間を作るのが楽しみだった。
でも今は、すっかり母の通院やリハビリを兼ねた散歩のための車になった。荷台には母のカートが定位置。車を見るだけで生活が変わったことを実感する。
朝からサラダを作ってタッパーに詰め、冷たいお茶と、お中元でいただいたゼリーを保冷バッグへ。準備を済ませて散歩に出発した。
車の中は、朝とは思えないほどの暑さ。
まずは市役所で私の用事を済ませ、その後は初めて入る公園へ向かった。前は何度も近くを通っていたのに、中へ入るのは初めて。駐車場には木陰もあり、これは良さそうだと思った。
ところが車を降りた瞬間、むっとする熱気に包まれる。この暑さの中で高齢の母を歩かせていいものか少し迷ったけれど、無理をしない程度に散歩することにした。
思っていた以上に広い公園で、人もまばら。池には小さな噴水があり、それを眺めながら少し休憩した。

でも風がほとんどなく、じっとしていても汗が流れてくる。結局、長居はせず駐車場へ戻った。
その後はスーパーへ寄り、お昼ご飯を調達。
サラダは持ってきていたので、おにぎりだけ購入した。母は明太子、私は天むすと塩昆布チーズ。さらに母が「みたらし団子が安いよ」と見つけてきたので、それも買うことにした。


最近は値段だけでなく、カロリーやたんぱく質、塩分を確認してから買うのがすっかり習慣になった。
昼食は以前訪れて雰囲気が良かった別の公園へ。
ところが今回は来たことを少し後悔した。駐車場には鳥の羽が散らばり、「糞害注意」の看板まである。公園に入ると、地面は鳥のフンで白くなり、あちこちに羽が落ちている。頭上からは鳥の鳴き声が響き、「ここでお昼を食べても大丈夫かな」と少し不安になった。
母には少し歩いてもらい、鳥の大群がいる場所から離れた木陰でようやく昼食。
この公園には大きな沼があり、30分ごとに10分間噴水が上がる。おにぎりを食べながら噴水を眺める時間は、暑さの中でも少しだけ涼しさを感じられた。
食後はみたらし団子とゼリーまで食べてしまったけれど、時間がたつにつれて暑さがどんどん身にしみてきたので、早めに車へ戻ることにした。
最初の公園では木陰に停められたけれど、今回は炎天下。車内はまるでサウナだった。
エアコンを最低温度、風量最大にしても、すぐには涼しくならない。切ればもちろん暑いし、「普通車ならもう少し早く冷えるのかな」と、少しうらやましくなった。
帰宅すると、真っ先にリビングの冷房を入れる。
普段、リビングは母が過ごす場所なので、私は食事や作業をするときくらいしかいない。くつろぐときは自室で冷房をつけて過ごしている。
でも今日は座椅子をリビングへ持ってきて、母はいつものソファ、私は座椅子で一緒に昼寝をした。
母と並んで昼寝をしたなんて、子どもの頃以来かもしれない。

目を覚ますと、あっという間に夕食の支度の時間。
そこからはいつもの夕方のルーティンだけれど、今日は野菜の種類を少し増やして、いつもより手間をかけて料理をした。
猛暑で大変な一日だったけれど、その分、母と同じ時間をゆっくり過ごせた気がする。
今日は、いつもより少しだけ母に寄り添えた一日だった。

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