ブリのお刺身

昨日は美容院へ。

私は美容院があまり好きじゃない。思ったような髪型にならないからだ。

前回は、帰ってきた直後なのに「美容院に行った感じがしないな」と、半ばあきらめていた。そこへ母が悪気なく「美容院行ったの?」と言ってきて、本当に嫌になった。

今回は、しら〜っと出掛けてみた。

美容院に着くと、最初からシャンプーとトリートメントを勧められる。知らないことなので仕方ないけれど、職場のことも聞かれる。

休業していた間は、職場のことを聞かれても「休んでいる」とは言わなかった。お金の面もあるけれど、その都度ウソをつくのも嫌になってきた。

長年通っている美容院だし、これからも通うだろう。だったらもう言ってしまおうと、仕事を辞めたことを話した。

話の流れから、弟が亡くなったことも話すことになり、驚かれた。

美容院から帰ってきて、昼食の準備。

パスタにしようと思ったら、パスタがなかった。

仕方がないので、そうめんに変更。

茹でたそうめんの上に、牛肉とゴーヤを炒めたものをのせた。母は「美味しい」と言って食べていた。

私のメンタルは、まだ復活していない。

それでも最低限の運動はしてもらおうと、車で出掛ける。

今までは、なんとなく歩いていたけれど、今日から万歩計で数値化することにした。

「1000歩歩いたら帰るから」

母にはそう伝えた。

この方法なら、私が「今日はどこを歩かせよう」と考える必要がない。母が勝手に歩いてくれる。1000歩なら20分くらいで終わる。

これはなかなかいいかもしれない。

帰りはスーパーへ。

いつも行くスーパーはちょっと面倒だったので、帰り道の動線にあるスーパーにそのまま入った。

ここは、母が何十年も働いていた会社の近くにあって、仕事帰りに夕飯の買い物をしていたところ。

つまり、かなり年季の入った建物だ。

久しぶりに入ってみると、古い建物特有の臭いがする。

どうにも苦手だ。

生鮮食品を見ても、その臭いが気になって購買意欲がどんどん失われていく。

そんな私をよそに、母はお刺身を選んでいる。

「安いよ。他にはないよ」

とのりのりだった。

私ももう面倒になって、それを買うことにした。

ブリ、ホッキ貝、サーモンの盛り合わせ。

ところが、これが結構美味しかった。

特にブリが脂がのっていて美味しい。

朝も昼も自炊したので、夜はお刺身をたっぷり食べさせてあげることができた。

ただ、母はムカつくことに、好きなものはがっついて食べるのに、好きじゃないものは、あからさまに嫌そうに食べる。

みんなそんなものなのかもしれない。

でも、こういうのって地味にやられるんだよね。

昨日もなんとか一日を終えた。

メンタルはまだ完全には戻っていないけれど、最低限のことはできた。

明日はどうするかね。

🐼丸のひとこと:言えなかったことをやっと言えた日。美味しいお刺身とともに、少しずつ元に戻っていけますように。

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