台風の日の通院と、少しずつ変わる親子の距離

台風6号が近づいていて、朝から落ち着かない天気。今日は母の病院の付き添いの日だった。

どうやったら無事に母を病院まで連れて行けるか、朝からあれこれ考えて準備をする私。一方の母はというと、いつも通りのんびりモード。

「そんな薄着で大丈夫? 外は寒いよ」

「お母さん、長靴は持ってないの?」

そんなやり取りをしながら出発した。

私はレインシューズを履いてきたのだけれど、これが大正解。道路のあちこちが水たまりになっていて、普通の靴だったら大変だったと思う。

病院には少し早めに到着。車の中で待機していると、みるみるうちに雨脚が強くなってきた。

病院の駐車場は少し離れた場所にあるため、今日は近くの有料駐車場を利用することにした。駐車料金はかかるけれど、お金を節約して転んだりケガをしたりして後悔するよりずっといい。

それにしても、この雨。ほんの少し外を歩いただけなのに、結構濡れてしまった。

本当はこの病院、夏に予約していたのだけれど、その頃に母が入院することになりキャンセル。今回は久しぶりの受診になる。その間も別の病院には通っていて、気が付けば母は今回の病院以外にも4か所の病院を掛け持ち状態。なかなか忙しい毎日だ。

最近は母との関係も少しずつ変わってきたように思う。

ここの病院に来るのは今回で2回目。最初に来た頃は、私もまだ仕事をしていたし、付き添いにも慣れていなかった。待合室では、補聴器を着けたがらない母親と、それを何とか説得しようとする娘のやり取りを見かけたことがある。

その時は「うちと同じだなぁ」と思いながら見ていた。

今では母も補聴器を着けることが当たり前になったし、私自身も以前ほど気負わなくなった。年齢を重ねた母を受け入れながら、私も少しずつ変わってきたのかもしれない。

そんなことを考えながら、今は診察が終わるのを待っているところだ。

帰りはファミレスにでも寄ってお昼を済ませて、そのあとは家でゆっくり過ごす予定。こんな日は無理をせず、のんびり過ごすのが一番だと思う。

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