お墓で食べる駅弁と、弟の思い出

おでかけ

今日も天気が良い。

お昼に義妹一家とご飯を食べる約束をしていた。前日から何を食べようかといろいろ考えていたけれど、若者から年配者まで、それぞれ好きなものを選べるファミレスが良いのかなぁ、なんて思っていた。

お昼までまだ時間があったので、先日のお墓掃除の時に気になっていた墓石の汚れを落としに、母を連れて出かけることにした。

彫られた文字の中に入り込んだ汚れを、水の勢いで少しずつ落としていく。思い描いていたほどきれいにはならなかったけれど、まあ、良しとしよう。

掃除を終えたら、ベンチに座って休憩。アイスコーヒーとあんドーナツをいただく。

日陰で、そよ風も吹いていて、本当に気持ちが良い。

視線の先では、納骨をしている家族がいた。線香の匂いが漂い、遠くから聞こえてくるお経の声が耳に心地よい。

数ヶ月前に弟を納骨した時のことを、母と話す。

あれからもうそんなに経つのか。時が過ぎるのは本当に早い。

大きな霊園なので、家族がくつろげるスペースが何箇所かある。小高い場所にあるため、山の景色も素晴らしい。

せっかくなので、そこで義妹と待ち合わせをして、お弁当を食べることにした。

スーパーで駅弁が売られていたので、4つ買ってきた。

母は自分でカニと牡蠣のお弁当を選び、私は以前から気になっていた「牛肉どまんなか」にした。

普段なら絶対に買わないようなお弁当だけれど、きれいな景色の中で食べると、また格別においしい。ちょっと温めた方がもっとおいしかったかもしれないけれど、それもまた良し。

甥っ子と姪っ子が来られなかったのは残念だったけれど、母と私、義妹と義妹のお母さんの4人だけでご飯を食べるのは初めてだった。

弟の話をたくさんした。

弟のことを良く言ってもらえるのは、やっぱり姉として嬉しいものだ。

私の知らないところで、弟は弟なりに幸せに、ちゃんと自分の人生を歩んでいたんだなぁ。

そんなことを知ることができた時間だった。

義妹たちと別れたあと、少しやる気が戻ってきた。

せっかくなので、その勢いで母を連れてショッピングモールへ向かう。

先日来た時に、母が気に入っていたレース付きのプルオーバー。そのSサイズが売っていたので見せてみたところ、母も気に入ったようだった。

ほかにも何枚かプルオーバーを購入した。

以前から気になっていたのだけれど、母が持っている服はサイズが合っていないものが多い。

入院して痩せたこともあるのだろうけれど、いつも首元がガバガバの服を着ているのが気になっていた。

今日着ていた服も、なぜかLサイズ。

せめてMサイズだろうに。

本当に服に興味がなさすぎる!

そんなことを思いながら、母の服を選ぶ。

朝から夕方まで、ずっと出かけっぱなしの一日だった。

でも、今日は良い日だったなぁ。

お墓の掃除をして、景色の良い場所でお弁当を食べて、弟の話をして、母の服も買った。

特別なことをしたわけではないけれど、気持ちが少し軽くなった気がする。

毎日がこんなふうに穏やかだったら良いのになぁ。

🐼 丸のひとこと:景色のいい場所で、弟の話をたくさんできた一日。こんな穏やかな日を、またひとつずつ重ねていけたらいいね。

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