風の気持ちいい特別な日

日記

今日は弟の誕生日。
お祝いの気持ちを込めてバームクーヘンを持って行き、母と一緒にいただいた。こうして同じものを囲みながら過ごす時間は、何気ないようでいて、とても大切なものだと感じる。
せっかくの誕生日なので、年齢の数だけ線香をあげてみることにした。これはその場の思いつきだったのだけれど、やってみるとなかなか大変。思った以上に本数があって、途中で何度も数え直すことに。
「今何本だっけ?」
そんなことを言いながら数えていたら、事前に準備しておけばもっとスムーズだったかもと少し反省。でも、こういう行き当たりばったりも私らしいかな。
母に「今日は何の日だか分かる?」と聞いてみたのだけれど、まったくピンときていない様子。弟は初夏生まれなのに、「誕生日は12月だろ?」なんて言い出した。さすがにそれは季節が違うよ、と二人でひとしきり話していた。
天気がとても良かったので、そのままランチも楽しむことにした。コンビニで買って来たおにぎりと冷たい飲み物を持って、木陰のベンチへ。
風が心地よく吹き抜けていて、暑いけれど過ごしやすい。外で食べるおにぎりは不思議とおいしく感じる。特別なごちそうではないけれど、こういう時間は案外ぜいたくだ。
青空を眺めながらのんびり過ごし、母と他愛のない話をする。特別なイベントがあったわけではないけれど、心に残る穏やかな一日になった。
帰る頃には、「今日は来てよかったな」と自然に思えた。そんな初夏の一日だった。

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