母が帰ってくるまでのひとり時間

今日は庭の草木の手入れをする。

トマトがぐんぐん伸びて、サルスベリの枝の間に入り込んでしまい、なかなか始末が悪い。サルスベリも花が終わって見映えが悪くなってきたので、枝を剪定しながら、トマトも余分な枝を切っていく。

庭で作業をしていると、近所の奥さんたちが声を掛けてきてくれる。こういうちょっとしたやり取りも、なんだか嬉しい。

今日は母がいない。

だから、お昼ごはんは私のことだけ考えればいい。本当に気が楽だ。

マックもいいな、ケンタッキーもいいな……と、いろいろ妄想しながら、用事のついでに寄ったスーパーでおにぎりと唐揚げを買う。ノンアルビールも一緒に買って、お気に入りの公園へ向かった。

ところが、狙っていた場所が空いていない。

せっかくのんびりしようと思って来たのに、どうも落ち着かない。結局、お昼を食べると早々に家へ帰ってきた。

帰宅してからは、トイレ掃除のついでに洗濯機を回す。

少し横になろうとソファに座る。ここはいつも母の定位置なので、普段は私が使うことはほとんどない。母がいない時には、ここで昼寝することもしばしばだ。

「少しだけ」のつもりだったのに、目を覚ますともう夕食の準備をする時間。

慌ててお米を研ぎ、洗濯物を取り込んで、風呂掃除をする。その後、また庭に出て作業をしながら、母が帰ってくるのを待った。

帰ってきた母は、いつもより疲れているように見えた。

でも、食欲はしっかりある。

それならまあ、大丈夫かな。

母がいない一日を過ごしてみると、気楽で自由な時間がある一方で、結局はいつものように家のことをして、母が帰ってくるのを待っている自分がいる。

まだ、この生活に完全に慣れていないのかもしれない。

自由になったような、そうでもないような。

どこか中途半端な自分がいる気がする。

🐼 丸のひとこと:自由なような、そうでもないような。中途半端でいいよ、まだ慣れていく途中だもの。サルスベリもすっきりした。

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