赤城の涼しさと、夏のラムネ

おでかけ

昨日から「明日は少し遠出しよう」と決めていた。朝食をいつもより30分早く済ませ、家を出る。
目的地は赤城神社。高速道路は使わず、のんびりと下道ドライブだ。
朝が早かったせいか、お昼前にはお腹が空いてしまった。神社へ向かう前に近くの道の駅へ寄ることにする。入口では暑さ対策なのかミストが噴き出していて、その下をくぐりながら店内へ。ミストを浴びるたびに母がしかめっ面になるのが、なんだか面白い。
お弁当売り場を見ていると、エビフライの海苔巻きが美味しそうだったので、いなり寿司と太巻きのセットも一緒に購入。さらに夏らしくラムネも買ってみた。


海苔巻きは期待どおり美味しい。いなり寿司は、母が昔作ってくれた味によく似ていた。私は母のいなり寿司が大好きだった。母も「これ美味しいね」と言っていたので、やっぱり好みの味だったのだろう。
お腹も満たされ、赤城神社へ向かう。
赤城神社には毎年一度、雪が解けた春に参拝することにしている。今年は二度目。しかも夏の日曜日に来るのは初めてかもしれない。
いつもは静かな場所なのに、この日は人も車もいっぱい。山を登る途中のとうもろこし直売所はどこも賑わっていた。大沼が近づくと、今度はマラソンランナーが次々と現れる。どうやら何かイベントが開催されていたようだ。
車の温度計は麓で37℃だったのに、山の上は24℃。別世界のような涼しさだった。
お店の近くの駐車場は混雑していたので、そのまま赤城神社へ向かう。こちらもほぼ満車だったが、なんとか停めることができた。
いつもなら鳥居をくぐるため遠回りするけれど、今回は母の足を考えて駐車場から近道を選ぶ。

二人でお参りを済ませ、初めて神社の裏側を通って大沼の湖畔へ出てみた。
参拝したらすぐ帰ることが多いので、この景色を見るのは初めて。湖畔ではチェアやテーブルを広げ、のんびり過ごしている人が何組もいた。確かにこの涼しさなら一日ゆっくりしたくなる。ただ、すぐ近くには「熊出没注意」の看板。ちょっと複雑だ。
車に戻り、道の駅で買ったラムネを飲むことにした。
普段ほとんど飲まないので、「そういえば吹きこぼれるんじゃなかったっけ?」と思い出し、車の外で開けることに。付属の栓でビー玉を勢いよく押し込むと……案の定、大噴射。
手はベタベタ、服にも飛び散る始末。
「なんで買ったんだろう」と少し後悔しつつ、「車の中で開けなかった1分前の私、ナイス判断!」と心の中で褒めておいた。
クーラーバッグに入れていたものの、あまり冷えていなかったのは残念。でも、ラムネって飲むだけで夏を感じる不思議な飲み物だ。


帰り道はまた眠気が襲ってきたので、別の道の駅で休憩することに。
母がトイレへ行っている間、私は車で休むつもりだった。でも、「せっかくだからお店も見たい」と思い直し店内へ。
とうもろこしと甘いものを探し、田舎まんじゅうを一つ購入。車に戻って母と半分ずつ食べた。
甘さ控えめの粒あんに、もっちりとした生地。私好みの味だった。母も嬉しそうに食べていて、それだけで買ってよかったと思えた。
家に着いたらゴロゴロするつもりだったのに、現実はそう甘くない。
リビングの冷房をつけ、車から荷物を降ろし、洗濯物を取り込み、庭木に水をあげ、夕飯の準備。買ってきたとうもろこしを茹でて、さらに買い物へ。
夕飯は庭で採れたゴーヤを使ってチャンプルーを作った。
なんだか身体に染みるような味だった。
今日はよく遊んで、よく動いた一日。
明日も、がんばろうかな。

🐼 丸のひとこと ── 涼しい場所も、なつかしい味も、今日という一日をちゃんと満たしてくれた。よく遊んだ日は、よく眠れますように。

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